更年期に起こる2つのこと。更年期は脳のパニック!?
002 更年期の基本
更年期に何が起こるのか?
少し不安になりますが、前もってわかっていると安心しますね。
大きくはこのように2つに分けられます。
1. 「老化が進む」こと。
2. 「脳がパニックを起こす」こと。
更年期に老化が進む
更年期は、これまで私たち女性を守っていた女性ホルモンが急激に減っていく時期です。
ホルモンが潤沢にある私達からない私達への移行期です。
女性ホルモンは、女性に備わった特別な力です。
女性を丈夫に、妊娠出産という大仕事をやり遂げるために女性に備えられた特別な力です。
私達を若々しく、しなやかに保ってくれてきた「最強の抗酸化物質」です。
それが、40代に入ると急激に減り、老化が一気に進みます。
守りがなくなり一気にあちこちが弱くなります。
更年期は脳のパニック
もう一つは、脳のパニックです。
脳はホルモンの見張り番であり、司令塔です。
女性ホルモンが「ない」「うまく分泌できない」となるとパニックを起こします。
自律神経の乱れ、情動の乱れ、集中力や段取りができなくなったりと脳のパニックは体全体に伝わります。
「閉経」までは「揺れる時期」、「閉経」からは「弱くなる時期」
いずれ体の揺れは慣れていきますが、老化は何もしなければ進む一方です。
放っておけば進むだけ。後には戻りません。
しかし、手をかけてあげれば、若々しく年をとっていくことは可能です。
今よりもっとすっきりと生きていくことも可能です。
更年期は「好年期」
産婦人科医の対馬ルリ子先生と。私たち、これから!
ヘルスケアの基本は日常の生活、日々の暮らしの中にあると思います。
食べること、寝ること、休むこと、体を動かすこと、友達とおしゃべりをして、時々旅にもでかけましょう。心の解放です。
更年期はライフスタイルを見直すいいチャンスです!
更年期は、「好年期」なのだとよろこばしく私は考えます。
ネガティブよりポジティブアプローチ。
いいことたくさん出てきます。
ヘルシーなライフスタイルへの移行期なのです。